中項目「うさねこファミリーストーリーズ」
星のヘアライン

★うさねこファミリーの基本設定及びキャラクターについては「ナビゲーターの挨拶」をご参照ください

星のヘアライン青短  目次とこれまでのおはなし  星のヘアライン青短

画像:ナギとお父さん時代




時代:ナギとなのとフェムト時代



時代:ナギとなのとフェムトとピコ時代

★ストーリー:「或る夜の思い出」


(ナギ視点)

・フェムトがクラスメートにケガをさせたって!


時代:ナギとなのとフェムトとピコとキロとアト時代



時代:ナギとなの時代

★ストーリー:「配達された一通の手紙」
(なの視点)
・皆が家を出てしまって、寂しいナギ。



★ストーリー:「家の灯」
(フェムト視点)
・家出後、ちょっとだけ帰ってきたフェムト。




イラスト「落書き」
イラスト「気球にのったうさねこファミリー」

★ナギとお父さん時代 
- いろいろと謎が多い頃 -

 ナギがうんと子どもの頃、父親とナギがどんな生活をしていたのか、誰も知らない。二人旅をしていたのか、どこかに定住していたのか、それとも別々に過ごしていたのか…。ほとんど家にいない父親はもとより、普段はおしゃべりなナギも、その頃のことについて沈黙を守っているため、何となく他の家族も聞き難い話題となっている。

 ★ナギとなのとフェムト時代 -ナギの大切な思い出がいっぱいの頃−

 ある日、父親が、なのとフェムトを連れて旅から帰ってきた。ふたりともまだ目も開いていないような状態だったが、なのはいきなり病院に直行の危篤病状。フェムトは健康だったが、あまりに健康すぎて、前途多難な(周りが)赤子だった。この頃は一応父親が家にいることが多かったが、なのが頻繁に生死の境に立っていたため、まだ幼かったナギの心労は並大抵ではなかった。

  ★ナギとなのとフェムトとピコ時代 -動きが激しい頃-

 旅から帰った父親が、弟を連れて来た。「ナギ、弟だ。ええと、名前はピコ。よろしくな」と、まるで「あ、ついでにマヨネーズ買ってきてくれ」てな感じでナギに預け、またあっという間に再び旅立ってしまった。まだ子どもだったナギの子育て三人目。しかも、だんだん父親が家に帰ってくる間隔が開いていったため、この頃のナギはまともに寝ていない。更に、フェムトは事故で右目を傷つけ、視力をほとんど失った。ナギは、この事件を、自分が、ほぼ寝たきりのなのと、赤ん坊のピコにかかりっきりだったせいだと思い詰めている。

★ナギとなのとフェムトとピコとキロ時代 -家庭内が破綻しかける頃-

 旅から帰った父親が、また弟を連れてきた。「ナギ、もういっちょ弟だ。ええと、名前はキロ。よろしくな」と、まるで「そこのボールペン取ってくれ」てなライト感覚でナギに預け、またあっという間に再び旅立ってしまった。もうナギもさすがに慣れてくる。幸い、なのの病気はほぼ落ち着き、ほとんど普通の生活が可能になり、ピコも多少の手伝いが出来る年齢にはなっていた。この頃、父親はほとんど家に寄り付かなかったが、僅かな接触の機会を逃さず、フェムトとの親子ケンカが、深刻な色を帯びてくる。

★ナギとなのとフェムトとピコとキロとアト時代 -家族全員が揃う頃-

 また旅から帰った父親が、今度は妹を連れてきた。「ナギ、今度は妹だ。ええと、名前はアト。よろしくな」と、まるで「この保証人の欄にサインして」と、絶妙なタイミングで持ちかける詐欺師のように、問答無用にナギに預け、またあっという間に再び旅立ってしまった。ナギの子育ては終わらない。しかしながら、父親の一連の行動に、ナギは全く疑問も持たず、唯々諾々と指示に従っている。フェムトはそれが気に入らず、ますます反発を強くする。ちょっと家族のバランスが限界に近くなってくる。

★ナギとなのとフェムトとピコとキロとアト時代 -ピコ自立の頃-

 子どもたちすくすく成長。特にピコは、むくむく成長。優等生で、スポーツマンになり、成績優秀、クラブ活動でも各種大会でその名を馳せる。友人からは、尊敬の念(?)をこめて、「うさくま」と呼ばれる。ピコは、色々と奨学金を取って、外国の全寮制の学校へ行くことに決める。ナギにとっては甘ったれのピコが、きちんと家と自分の将来を考えていたということは、少なからずナギを驚かせた。

★ナギとなのとフェムトとキロとアト時代 -キロアトもそれぞれの道を決める頃-

キロは専門的な学校に、アトは修行に。まだ幼さの残るキロは、ともかく勉強が好きだったため、思う存分勉強がしたいという本人の希望で、遠方の寄宿学校へ。植物が好きなアトは、ひとつのことをじっくりするタイプだったので、子供のいない植物園の経営者のもとに、養女のような立場で修行に行くことになる。一気に人口密度が減り、ちょっと寂しいうさねこファミリー。

★ナギとなのとフェムト時代 -フェムト家出、親父消息不明の頃-

フェムトと父親の確執が本格的に。フェムトは家を出て行くと言い出す。毎日繰り返される酷い言い争いをナギは何とか止めようとするが、事態は悪くなるばかり。なのもどうしようもなく、見ていることしか出来ず、フェムトは結局出て行ってしまう。その後、父親も旅立ってしまい、連絡がつかなくなる。

★ナギとなの時代 -一応現在-

 ナギはライターの仕事をし、なのは身体が可能な限り家事をする。基本的には二人暮し。時々アトが帰ってくる。週末や、長期休みにはピコとキロも帰ってくる。フェムトはどこで何をしているやら。そして父親も、どこで何をしているやら。



 
   

★うさねこストーリー誕生について

ナギなのを中心にした「うさねこファミリー」ですが、もともとこのサイトのナビゲーターとして、コメントや、アイキャッチのためだけに作成しました。ところが私は、性格も背景も無いキャラクターがあまり得意では無く、こうしたキャラクターやストーリーを仕事でたくさん作ってきた習性で、自動的に、こう、何といいますか、うさねこの世界観が出来あがっていきまして、エピソードや設定が、自分の中で暴走し、放出しないと気持ち悪くなってしまうようになりました。これは、この種の職業にある者独特の自家中毒のようなものです。

そこまではまだいいのですが、メインカテゴリー中コンスタントに挿入しているログやエピソードの時系列が、早々に自分でこんがらがってきてしまい、これは整理した方が良いであろうと、このページを急遽設けた次第です。

 うさねこたちは、今まで私が作ってきたキャラクターの中で、最もシンプルな外見をしていて、最もナンセンスな設定です。スポンサーがある状態では、どんな形であれ、たぶん世に出せることは無いでしょう。もともと、私の作るキャラクターには、どこか必ず「暗さ」があり、トリッキーさが売りなのですが、自称「売り」なだけで、実際は売れないので、通常はそうした部分がバレないよう、バレないよう、可能な限り、私独特の変な「癖」と、「暗さ」を剥ぎ取り、極力「可愛い」だけにして、表舞台に出すことにしています。とはいえ、自分自身がスポンサーである「趣味サイト」であれば、そうした抑制も無いわけで。

可愛くないキャラクターは可愛くないまま、変なキャラクターは変なまま、生まれたままで置いておくことができるなんて、趣味のサイトって、いいですね。主人公の性格に「卑屈」と但し書きが出来るなんて、仕事ではありえないことです。

 ここ十数年、仕事に関して言えば、私が関わった番組は、もちろん「私だけのもの」ではありません。その制作過程においても、尺(長さ)の問題で、自分にとって構成上重要なシーンを削ることは勿論、正直理解出来ない理由で変更を強いられたり、設定の追加があったりもします。自分にとって大切に思う要素が、一刀両断に切られることもしばしば。好きなように創れるものなどありませんし、正直なところ、イヤなものも創らなくてはなりません。ただ、私は芸術家でも作家先生でもありませんので、仕事である以上これは当然のことですし、チームで制作するものに関しては各人の思いもありますので、もとより、主張しあうだけでは物を作っていくことなんてできません。ほぼ固まってきたところに、突然の大幅偏向が入り、愕然とすることにも、正直慣れてしまいます。恐ろしいことに、平気になってしまうのです。それどころか、憤る他のスタッフを、「まあ仕方ないよ。仕事だもの」と、たしなめたりもするのです。

 そして、作り手としてのエネルギーはどんどん枯渇していき、人間としても疲弊していくわけです。

 先日、あるきっかけで、思うがまま作ることの楽しさを、思い出させてもらいました。と同時期に、平気なはずだった制作活動に対する偏向と、外的要因による圧力に、自分の中でボーダーラインを超える出来出来事がありました。仕事としては成立していることで、文句を言う筋合いはありません。仕方が無いことですが、これは私の中では致命傷に近いダメージになりました。

この事件が、創作者としての私の息の根を止めるか、あるいは一念発起し、自分の精神を救うための打開案を講じるか、転機なのだと客観的に思いました。そして、まあ、建設的な手段として、後者を選んだ、というわけです。これが、サイトを開設したきっかけです。私がこのサイトに掲載している落書きや駄文と、数百万円かけて組織的に制作する番組を、同じレベルで比較するのは論外と思われるかもしれません。その通りです。それでも。自分が書(描)いたもの、創るものが、全て自分のものであるという快感は、予想以上でした。

もちろん、これはこれで、結果が全て己に返って来るわけで、辛いこともあるのでしょうが、それは、自分の足で立ったクララが、自分の身体の重さや、大地の冷たさ、足を傷つける枝や小石に耐えなくてはならないようなものなのでしょう。今は、「わたし立てた!自分の足で立てるなんて、なんてすてき!世界って、美しいわ!」という心境なわけです。…そのうち、アタマも冷えるとは思いますが、今しばらく、この高揚感を味わっていたいと思っています。


そんなこんなで、ここでは各コンテンツに挿入したログやエピソードの中から、多少のボリュームがあるものを、時系列に添って、並べていきます。よろしければ、暇つぶしに眺めてくださいませ。暇の無い方が、わざわざ見てくださるようなクォリティでは作っていませんので、予めご了承ください。

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